王祿の直汲みにつきまして

直汲みの誕生は、二十数年前。酒造期に蔵に来られたあるお客様の一言がきっかけでした。
槽口から垂れる醗酵酸の生きた微発泡のしずくをほんの一口飲まれたある方が、
「これはここ(蔵)に来ないと絶対飲めないんだよね。家で飲めたらいいのにねえ。」

当時、まだ全く無名の、酒質も向上途中だった王祿酒造の、超辛純米(現 超王祿)の本生をいつも買って飲んで下さるその方に、
これをこのまま瓶に詰めてお届けしたいとの思いで試行錯誤し、超辛純米直汲みが生まれました。

醗酵に伴って発生する口の中で弾ける酸を封じ込めた王祿の直汲みは、
搾れる全体量の約10%のみを詰め口します。
したがって、販売できる量も非常に少ないこともあり、特約店にも、限られた本数しか届けることができません。
皆様には大変ご不自由をお掛けしますが、どうか、ご理解頂きますようお願い申し上げます。


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